2010年11月11日木曜日

尖閣ビデオ

中国船衝突をめぐる映像がネットに公開されて話題になっている。当然僕もみたが・・・
流出させた人物も名乗り出て警察から聴取を受けているそうだ。
この人が逮捕されるか否かは未定だが、その前にちょっと気になる事態を認識してほしい。

まず最初に投稿された映像は誰に著作権があるか?
名乗り出た人は、あの衝突された船の乗組員ではなさそうだから、撮影者ではない。
さらに事情聴取では一人でやったと断言しているから、撮影者もしくは映像の所有者から許可をもらってはいないと推測される。

今年1月からダウンロード違法性の法律が改正されて、著作権保持者でない人がアップロードすることもダウンロードする事も違法になった。この法律に罰則規定があるかどうか知らないが、少なくともこの人がおこなった行為は違法だったと言わざるを得ない。

さて問題はこれから。
この違法映像を日本放送協会はじめほとんどの民放がこぞって放映したのは合法だったのか?
少なくとも彼らは違法映像だと知りながらダウンロードして放映した訳だから確信犯以外の何者でもない。

報道の自由とか国民の知る権利だとか、もっともらしい事を声高に言ってはいるが、これが本当に正しいのか?
権利は義務を遂行して与えられるものだ。違法の上に出来上がった権利なんぞ愚の骨頂だとは思いませんか?

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